ご依頼から特許出願まで

日本国内の特許出願の場合

 準備
 まず、発明を説明する資料をご用意ください。簡単なメモでも差し支えありませんが、できるだけ具体的な記載であれば、出願手続をスムーズに且つ誤り無く進めることができます。図面及び試作品があれば、併せてご用意ください。

 お打ち合わせ
 発明説明資料を基に、面談により、発明の内容についてご説明をお願いしております。また、このお打ち合わせで、特許出願の方針を決定し、特許請求の範囲及び明細書の骨子を固めます。 

 原稿作成
 お打ち合わせした内容に従い、弊所で明細書案、特許請求の範囲案、及び図面案を作成します。通常この作業に1ヶ月程度の時間を頂いております。

 原稿校閲
 作成した明細書案について検討していただきます。これによって、発明を誤り無く説明しているか、特許請求の範囲の記載は、十分な権利範囲をカバーしているか、検討していただきます。
 また、特許出願の願書の記載、特に発明者の住所・氏名、出願人の住所・氏名に誤りがないかどうか、ご検討をお願いしております。

 委任状の準備
 私ども事務所を構成する弁理士に対して特許出願を委任したことを明確にするために、弊所が作成する委任状に調印をお願いしております。

 出願の最終確認、及び出願
 ご検討いただきました出願明細書案について、修正があれば、原稿に加筆訂正し、最終的に出願の確認を頂いた上で、弊所が特許庁への出願の手続を行います。また、必要であれば、同時に審査請求、及び早期審査の請求を行います。